エナジー・ストレージ・ノース・アメリカ (ESNA) は 2019年11月7日~9日 サンディエゴ・コンベンションセンターで開催します。
第3回ドイツ・カリフォルニア州エネルギー・コンファレンスを同時開催!
第3回カリフォルニア-ドイツエネルギー・コンファレンス(CGBEC)は、カリフォルニア・エネルギー委員会とドイツ連邦経済・エネルギー省との共催により2019年11月5日サンディエゴで開催します。当カンファレンスは、カリフォルニア州とドイツにとって重要なエネルギー政策とその課題に焦点を当て、双方の経験と知見に基づき議論するプラットフォームです。
CGBECはESNA国際会議&展示会と同時開催で、北米エネルギー貯蔵業界の政策決定者、技術およびマーケットリーダーなど最も影響力のある人々が一堂に会する会議です。
CGBECとESNAは政策立案者、シンクタンク、デベロッパー、電力・ガス会社のエグゼクティブ、エネルギーユーザー、業界関係者、他世界中のステークホルダーが一堂に会し、将来のクリーンエネルギーへの転換における実現可能なソリューションとアプリケーションについて発表・議論する機会を提供します。
ドイツとカリフォルニア州はそれぞれ世界第4位、第5位の経済圏であり、エネルギー転換におけるフロントランナーです。再生可能エネルギーは、ドイツでは主力電源であり、同国の電力ミックスの41%、一方カリフォルニアは34%以上が再生可能エネルギーで賄われています。ドイツでは2038年までに石炭火力発電所を漸次廃止する予定であり、カリフォルニア州は2045年までに化石燃料廃止を法制化しました。
「カリフォルニア州では化石燃料を廃止していく一方、ほぼすべてを再生可能エネルギー電源化させる方向に進んでいます。この新しい、クリーンな電力網を築くにあたり、エネルギー貯蔵はその根幹となる技術の一つです。」とカリフォルニア州エネルギー諮問委員会委員長のDavid Hachschild氏は言う。
「ドイツでの電力セクターの脱炭素化が進むにつれて、CO2排出削減を達成させるためのエネルギー貯蔵とpower fuel(再生可能エネルギーで作られた合成燃料)などのセクターを横断するイノベーティブなテクノロジーやソリューションが必要です。」とドイツ連邦経済・エネルギー省のA. Feicht氏は述べている。「そして、パリ協定の目標をより早く効率よく達成するためには国際間の協力がカギになります。カリフォルニア州の協力、およびESNAとの共催により相互の知見と知識の共有を深められることを期待しています。」
ESNA共同創業者兼議長のJanice Linは、CGBECとの共同開催を大変光栄に思うと述べています。Linはまたドイツアメリカ商工会議所のアドバイザリーカウンシルのメンバーでもあります。
「今年のESNAのテーマは『イノベーション のすべて:テクノロジー、ビジネスモデル、市場』です。ドイツとカリフォルニア州は効率のよい、クリーンで経済的で強靭な電力網を実現するのに必要なマーケットイノベーションにおけるグローバルリーダーです。エネルギー貯蔵の次のステップは、100%クリーンエネルギーを長期にわたって安定的に貯蔵できるエネルギー貯蔵ツールを市場に出すことです。だからこそ、ESNAとCGBECを同時に招聘することがとても重要なのです。課題を解決するためにはエネルギー貯蔵産業と強力なポリシーメーカーとが膝を突き合わせて議論することが必要なのです。」
2019年11月5日~7日 第7回ESNAコンファレンス(サンディエゴ)
- 来場者数:2000人+
- 参加国数:30か国+
- 登壇者数:100人+
- 出展社数:85社+ (2018年実績)
基調講演(予定)
- Mr. Raj Apte, Google X
- Ms. Alicia Barton, New York State Energy Research and Development Authority
- Mr. Ernest Ciorra, Enel
- Ms. Ramya Swaminathan, Malta Inc.